ユニコーンの歴史は1万5千年前に始まる

美しい湖でひっそりと水浴びを楽しむ伝説上の動物といったら何を思い浮かべますか?きっと多くの人はユニコーンだと答えるのではないでしょうか。人間が決して入り込めないほど深い森の奥で、真っ白な清らかな体を湖に沈めている1頭の馬。でも、よく見ると頭には1本の角が生えているのがわかるのです。

ユニコーンは伝説上の生き物ですが、最近よく言われるユニコーン系男子というのもちょっとあり得ない設定ですよね。性格が良くて誰にでも好かれ、才能も非常に豊かで何でもこなせるマルチな人というのがその設定です。でも、架空の生き物にも関わらず、時代を超えて現代にまで影響を与えているというところがユニコーンのスゴさだと思いませんか?

1万5千年前から信じられてきたその存在

今という時代でも決してすべてことが解明されているわけではありませんが、遠い昔となれば文字通りまったく何もわからない手探りするような時代であったわけです。でも、ユニコーンの存在はそんな遠い昔からずっと多くの人々に信じられてきたのです。その中でももっとも古いといわれているのは、なんと1万5千年も前にさかのぼります。フランスのラスコー洞窟といえば、後期旧石器時代のクロマニョン人が描いたとされる壁画が数多く残されている世界遺産の一つですが、その壁画には1本の角のある動物が描かれているのだそうです。といっても、残念ながら、実は1本に見えた角はよく見れば2本が重なるようにして描かれていたというのが真実ではあるようです。

他にも、紀元前19世紀近くにまでさかのぼるバビロニアでも、紋章としてはっきりと刻み込まれていたようですね。さらに、12~13世紀に中国、アジア、東ヨーロッパを征服して巨大なモンゴル帝国を築いた皇帝チンギス・カンや、13~14世紀に中央アジアや中国を旅したイタリアの商人マルコ・ポーロなども、こぞってユニコーンの存在を信じていたようですね。皇帝チンギス・カンがインドを征服しようとした折には、1本の角を持つ動物が彼に向かって頭を下げたのだそうです。すると、これに思うところのあったチンギス・カンは征服をすっぱりとあきらめて軍を退却させたというエピソードが残されています。そして商人マルコ・ポーロも、旅の途中で1本の角を持つ動物に出会ったと彼の有名な著書「東方見聞録」に記しているのだそうですね。こんなにまで多くの人がその存在を信じているということは、ひょっとしたら本当に実在するのかもしれませんよ。

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