健康は脳から?脳波をシータ波にして身も心も健康になろう

ストレスを受けると人間の脳は、ベータ波にチャンネルを変え、ノルアドレナリンやアドレナリンなどのホルモンをたくさん出します。ベータ波優位の状態では心臓の鼓動が早くなり、筋肉が緊張してとっさの行動に備えることができます。当然、ベータ波が強い状態が長くのは心の健康にも体の健康にも良くありません。ベータ波になり過ぎないようにコントロールする方法があったら良いなと思いませんか。

シータ波の脳波には免疫を上げ、健康を増進させる効果がある?

脳波は周波数の高い順にベータ、アルファ、シータ、デルタと区分されており、ベータ波の時には注意力がアップし活動的になるのに対し、アルファ波では脳や体はリラックス状態になり、デルタ波の時には完全な睡眠状態になります。アルファ波とデルタ波の中間のシータの波はいわゆる夢うつつの状態で、1995年にアメリカで始まったシータヒーリングを実践している人やその治療法を勧める科学者は、脳波がシータになっている時は免疫力もアップすると主張しています。

ストレスがかかり続けると、シータ波を出す海馬がやせて小さくなっていくことは科学的な研究によって実証されています。逆に瞑想などを取り入れてシータ波を出しやすくしてあげると、海馬が元通り太り始めることもわかっています。また、海馬の近くにあって血圧やホルモン・体温などの調節をつかさどる脳幹や小脳も大きくなることがわかりました。シータの波を出しやすくなるように脳を鍛えて自律神経の不調などの体調不良を改善できたら良いですね。

シータ波状態は自分でコントロールできる

難しい修行をしているお坊さんなどは、自分で意識して好きな脳波にチャンネルを変えられると言います。インドのお坊さんのやり方を例にとると、脳波をシータ波に変えるには、まず姿勢は頭を前に傾けて、目は閉じます。舌は上あごに付け、手のひらは重ねて親指を合わせます。それからゆっくり腹式呼吸します。考えるのは呼吸のことだけ、ゆっくり呼吸しているうちに気持ちが落ち着いてシータの領域まで達すると言われています。自動炊飯器やCTスキャナーなどの発明で有名な政木和三博士は、息を20秒かけて吐いて、20秒止め、20秒かけてゆっくり吸い込むという1分間呼吸という技をマスターしていたので、いつでも好きな時にシータ波に変えられていたそうです。両耳から異なる周波数の音楽を聴いて脳波のチャンネルを誘導する方法もありますが、値段も安くはありませんので、まずはお金のかからない腹式呼吸法、ゆっくり吐いて少し息を止めてゆっくり息を吸うという方法を試してみることをお勧めします。

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