脳波をシータ波に変えるのがゾーンに入るポイントだった!

「ゾーンに入った」という言葉をご存知ですか?スポーツマンガの世界では、集中力が極限まで高まった時に周囲の風景や音などが消えて、ボールがスローモーションのように主人公に近づいてくるということがありますよね。次の瞬間、主人公は正確にボールの芯を捉えて打ち返し、逆転ホームランでサヨナラ勝ちというシーンです。マンガの世界だけの話かと思っていましたら、一流選手の中には、実際に時速100kmものボールがスローモーションに見えたり、まったく止まって見えたという経験をした人もいるそうなんです。こうした究極の集中状態のことをゾーンと言い、その状態でプレーすると無敵の強さを発揮すると言われています。

■脳波はシータ波

ゾーンに入ったと思われる時の運動選手の脳波を調べてみるとシータ波が多く出ていることがわかりました。脳波にはアルファ波、ベータ波、シータ波、デルタ波、ガンマ波があって、アルファ波はリラックスしているときの脳波、ベータ波は緊張しているときの脳波です。シータ波はアルファ波よりももっとリラックスしている時に出る脳波で、通常はリラックスしきって、もうすぐ眠りに落ちそうな時に発生します。つまり、試合など本当はとても緊張しているべき時に、うんとリラックスしてプレーできると、抜群に集中できるようになり奇跡のような好成績を出すことができると言うのです。

■普通の人がゾーンに入るには?

これほどの集中力を発揮できるのは、特殊な才能を持った運動選手だけだと思われていました。しかし、最近の脳科学の研究によって特別な才能を持っていない人でもちょっとしたトレーニングでいわゆるゾーンに入ったのと同じ状態を作り出せることが分かってきました。例えば、企画書を明日までに仕上げないといけない時に究極の集中状態に入れれば、スラスラと言葉が出てきてあっという間に充実した内容の素晴らしい企画書を書き上げられたりするんです。

ゾーンに入るには、集中力を高め流れに乗っている状態に心を持っていく必要があります。流れが中断してしまうと究極の集中状態までたどり着けませんから、途中で何かの道具を取りに行かなくても済むように仕事に使うものは全部準備しておきましょう。流れに乗るにはワクワクした気持ちも大切です。仕事でワクワクするためには、そのプロジェクトが進行していく過程と成功した後の状態を思いに描きましょう。企画書を書き上げ、上司に褒められ、社内会議で自分の提案が採用され、お客さんが喜び、会社の業績が上がり、特別ボーナスが出て、家族が喜ぶ顔をイメージしてから書き始めると効果的です。

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