ストレスによるイライラ…家事も仕事も手につかない状態は大変危険です!

男性や女性…。子供に大人…。と、ストレスによるイライラは誰にでも起こります。
しかし、気分転換をしても十分な睡眠や休養を取ってもイライラが改善しない、またはイライラで家事や仕事が手につかない、不眠や何もする気力が出ないなどの症状がある場合は、注意が必要です。
他の病気が引き金になっている場合があるので、すぐにでもクリニックを受診したほうがいいでしょう。

月経前症候群と更年期障害

女性のイライラで代表的な病気は「月経前症候群(PMS)」や「更年期障害」があります。
月経前症候群は、月経が始まる数日前からイライラや気分の落ち込みなどの精神症状が起こり、頭痛や肩こりなどといった体の症状を伴います。月経になると軽くなるのが特徴です。
更年期障害は、早い人は40歳過ぎたあたりから、50歳代半ばくらいまでにみられる症状で、閉経前後の女性ホルモンの減少に体がついていけず、精神や体の症状として現れます。さまざまな不定愁訴が起こりやすく、その中のひとつがイライラです。
一方であまり知られていない精神疾患として、うつ病の中に「激越(げきえつ)型」というタイプがあります。うつ病なのに抑うつ症状が目立ちません。その反面、不安や焦燥感が強く、突然攻撃的な言動をとって周囲を混乱させます。

月経前症候群の症状と治療法

月経前症候群は、生理の約2週間前からおこる心と体のトラブルを指します。ホルモンのバランスが崩れ、自律神経が乱れることから起こると考えられています。
月経前には誰でも、体にちょっとした異変を感じることがあります。たとえば下腹部が重くなるとか、眠気が取れない、乳房が張るなどです。しかし月経前症候群にかかっている人は、この症状が非常に強くあらわれてしまい、日常生活や対人関係にも支障をきたすようになってしまいます。
心の症状としては、気分の落ち込みや不安感、やる気が出ない、仕事中でも眠くなるなどがあります。体の症状としては、下腹部痛、腹痛、腰痛、肩こり、むくみなどがあらわれます。
治療としては、鎮痛薬や精神安定剤、低用量ピルや漢方薬などの薬物療法が主流になります。

更年期障害の症状と治療法

更年期障害のあらわれ方は個人差が大きく、ホルモンの低下だけが原因ではありません。たとえば、子供の巣立ち、親との死別、ペットとの死別など家庭環境の変化や個人の性格なども影響しています。
心の症状としては、めまい、立ちくらみ、不安感、気力減退、不眠などがあります。体の状態としては、ほてり、のぼせ、動悸、高血圧、異常発汗などがあります。
治療方法としては症状が重い場合はホルモン補充療法があります。また漢方治療も効果が期待できます。

以上のように、ただのイライラであれば気分転換で収まります。他に症状が出ている時は「病気」です。病気と受け入れて、早く病院へ行くことがイライラから解放される手段です。
他の人とぶつかる前に、治療しましょう!

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。

スピナビ知恵蔵に質問する

ページ上部へ戻る