アドラーの言う「勇気」って?

あなたは「勇気」と聞いてどんなイメージが思い浮かびますか?勇猛果敢に相手に挑む姿でしょうか?どんなに怖くても、ひたすら前に進んでいく姿でしょうか?
アドラーは勇気を「(悩みの中で生じる)困難を克服する力」と定義しています。
子育てや部下の教育、その他家庭やビジネスシーンで、困難を克服するために周りから活力を与えたり与えられたり、逆に困難に立ち向てかう気力を奪ったり、奪われたりが頻繁に起こっています。わたしたちは、どのような言葉で活力を与えられたり、奪われたりするのでしょうか?

勇気くじきって?

「なんでこんなことをしたの?」と親とか先輩、上司といった上の立場から言われてしまうと、何も反論できません。「きっとまたうまくいかないよ」とチャレンジしもしないのに、マイナス志向の思い込みや決めつけで相手の挑戦するチャンスを奪ってしまいます。「おまえには絶対無理!」と一方的に相手の人格や人間性を否定されれば、やる気がなくなるのは当然です。「失敗したのはお前のせいだ」ときちんと原因を追求しもしないで相手に責められれば、やる気なんて出るわけがありません。このような言葉を周りに言っていたり、自分に問いかけたりしていませんか?これこそが困難を克服する力を奪う「勇気くじき」です。他人から心無い言葉を浴びせられたり、自分自身でマイナス思考に陥って、責め続けていくと、困難を克服する活力が失われます。自分や他人に向けて、自信を喪失させたり、人格を否定する言葉を極力言わないように心がけましょう。

勇気づけって?

勇気づけとはいわゆる励ましや応援とは違います。困難を克服するために「どうすればいいか」導いていくことなのです。例えば、仕事で大きなミスをしてしまった時に「なんでこんなことになったんだろう」と原因を追求することはよくやりますよね?でも、これだけではなにも解決しませんし、「なんでこんなミスをするんだ!」まどと責められ続けることで、問題を解決するための活力を奪い去ることにもなってしまいます。原因の追求ができたら、今度同じような状況になった時にはどうやったらミスをしなくなるのかといった、次につながることを考えていけるようにすることが大切です。時に、楽観的になることも必要でしょう。もしも、他の人や自分の部下がミスをした場合にも、頭ごなしに叱るのではなく、ミスした中でもよかったと認める点を伝えて、次につながる助言をしていきましょう。

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